角川つばさ文庫:ウルは空色魔女① はじめての魔法クッキー 感想 - 2009/03/07
  

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俺の好きな浅野真澄さんが書いた小説です!
小説書いたと聞いて何かと思ったらなんと児童文庫、これまた俺が好きな児童文庫。

・・・すげぇこえぇ、好きな人だからもし糞なもの書いてたら、
好きな児童文庫だから糞だったら。

しかし読んでみると感動している俺がいた、これは良い本です。
アニメ化してほしいです、角川なので金の匂いがすればアニメ化されるはず!

具体的な感想は以下から 注意:ネタバレあります。

■スポ根です
スポーツじゃなくて魔法だけど。
最近の才能型、いわゆる最初から突出した能力があったりしない、
全く逆のドジで無能。
しかしめげない・やさしい性格と努力がすごい。

■システムが面白い
「空色魔女は魔法を一つだけ授けられて人間界にいく」というのがワクワクした、
しかも魔法はランダム、これで修行し夕焼け魔女となり容姿が10歳→15歳になる。
魔女の世界ではランクアップしないかぎりは永遠に10歳らしい、一部の人にとっては天国。
主人公に与えられた魔法は"味を甘くする"というもので、
この世界観ではかなりショボいようだ、しかしめげない。
空色魔女(10歳)→夕焼け魔女(15歳)→闇色魔女(20歳)
→深夜魔女(25歳)→夜明け魔女(30歳)
と、勝手に妄想してみるw

「ずっと10歳でいれたらいいのに」と思うほど成熟したとき
夕焼け魔女となってしまうのかな、魔法少女は卒業というわけか。
と思っていたらそうでもなさそうだった。
この1巻でもう一時的に15歳の容姿になれている。

■みんな頑張っている
主人公ウルの居候先のちさとちゃんも、そのお父さんも、
学校のクラスメイトも、この本には努力している人が沢山出てきます。
児童文庫としてこれは重要だと思った。

■誰も不幸にならない感動がここにある
最近のさ、物語の全部を使ってゆっくりと死んでいくやつとか。
主人公にすごい才能があったりするやつとか。
なんだかんだでイケメンに股を開くやつとか。
そんなのに疲れちゃった人たちにオススメ、普通に人の優しさがいいのですよ。

■テクニカルなことはあまり出ない
味を甘くするなんてジョジョ的に言えば相当応用できるじゃねーかと
思ったんですが・・・そうゆうことはなかったね。
これだけが残念かな、次巻以降に期待。

■その他
やっぱりますみんはすごいなー
下世話な話題を平気でするのにこんな綺麗な話が出てくるんだ・・
アニメ化したら魔女の制服は空の模様にしてほしい。
服レイヤーに実際に空の映像を貼る感じね、陰影はちゃんとしてくれ。

  

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